宮古市いいイロ百貨

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2023.3.15 つくり手情報

トータンカラープロジェクトの誕生の背景に迫る‥

3月11日㈯・12日㈰に開催した浄土ヶ浜いいイロフェアより、トータンカラープロジェクトから4商品が完成し、販売を開始しました。3月13日㈪以降、市内の物産スペースなどで販売が開始されておりますので、是非チェックしてみて下さい。今回はトータンカラープロジェクトの誕生の裏側をお伝えします!

プロジェクト立ち上げの背景とは

元々県外に出張する際などにお土産のセレクトが難しいという声が多くありました。宮古市にも素敵なお土産商品は多く存在しますが、お土産と考えると様々な疑問があがります。「冷蔵か常温か?」「地域の特性がある商品なのか?」「内容量は?」「お土産として話題性はあるか?」「もらった人はその後どうするんだろうか?」などなど。お土産は渡す側も、受け取る側にもちょっとしたこだわり要素がでてきます。私もそうです。

【事務局メンバー】

そこで、地域色「浄土ヶ浜エターナルグリーン」とコラボレーションし、新しいお土産開発を我々事務局の若手人材と地域事業所で協働できないかという話になりました。まずは宮古市内にどのようなお土産、特産があるのか調査をしました。地元出身の私でも食べたことがない商品や知らない商品が多くあり、どのような挑戦が出来るのか期待も膨らみました。

地域色「浄土ヶ浜エターナルグリーン」活用でモノは売れるのか?

様々な動きのなかで、地域事業所の方に質問をされました。「はたして、地域色「浄土ヶ浜エターナルグリーン」を活用することでモノは売れるのか?」。ただのコラボレーションではモノは売れない。地域色「浄土ヶ浜エターナルグリーン」を活用することと同時に、地域事業所の課題解決や新しい挑戦のきっかけづくりとして提供することで、さらなる特産品の価値向上と新しい販売チャネル創出などにつながるのではないかと私達は考えました。地域事業所数社のみなさまと協議を重ね、4社の事業所にご参加頂くことになり、トータンカラープロジェクトが始動しました。

ロゴデザインは宮古市出身のデザイナー山根冬弥氏が担当しました。包囲磁石の東側のモチーフには、「本州最東端」というこの先ずっと変わることのない宮古市の付加価値を強調し、この土地の魅力と新たに彩られるお土産の数々が各地へ広がっていくように願いが込められています。また、プロジェクト名の「トータンカラー」には、本州最東端と地域色(カラー)をかけ合わせた造語です。本州最東端の地から、皆さまに良品をお届けしたいという想いが込められています。

「トータンカラープロジェクト」とは、宮古市の令和4年度地域プロモーション事業 「三陸宮古のいいイロ プロモーション」の一環で発足したプロジェクトです。 宮古市の若手人材が中心となり、地域事業者と 協働し、地域色 「浄土ヶ浜 エターナルグリーン」 を活用した新しいお土産開発を行っています。既存の 特産品のパッケージのリデザインや新しい特産品づくりによって、 宮古市の特産品の価値向上と販路の拡大を目指しています。 

筆者